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ストレッチング Archive

コアリセット ゆがみを正して姿勢ブスから姿勢美人に

 女性をターゲットにした作りの、一般向けにコアリセットの手法を紹介する書籍です。
 セルフチェックによるコアタイプの診断から始まり、ベーシックメニュー(ベーシックセブン)、シーン別のコアリセット・メニューが紹介されています。初めてコアリセットを行おうとする人にもわかりやすいように、比較的大きめのイラストを使用して実技を紹介しています。イラストはシンプルにデフォルメされたもので、大まかな姿勢と動作はわかりやすくできていると思います。ただ、体の一部がポールから落ちるような細かいイメージなど、ちょっとした姿勢的なコツなどはデフォルメされたイラストからは伝わりにくく、そこはきっちりと文章を読んで理解する必要があると思います。
 うまく行えば深いリラクセーションが得られるエクササイズではありますが、最初は力を上手に抜けないようなこともあるでしょうし、ゆがみが強すぎる場合はエクササイズ中に痛みを感じる可能性があります。特に寝ながら本を見るのは難しいので、よく読んで、一つずつ試すようにし、最後につなげて行うほうがいいかもしれません。ポールの上に少しの間正しい基本姿勢をとるだけでも、横になったときの体の感覚の違いは体感できると思います。
 ちなみに私が入手した版では、最後のほうにオビと最後のほうにプレゼント・キャンペーンが紹介されていますが、このキャンペーンはすでに終わっています。

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アスリートのためのコアトレ―100のエクササイズ12の処方箋

その昔、空手をやっていた私が中国武術の練習を始めるようになったころのこと。中国武術の先生や先輩方は私の関節や筋肉が固いことを盛んに指摘してきました。180度近く開脚できて、なおかつ上半身を床につけることができる私の関節や筋肉が「固い?」。
「力が入りすぎているんですよ。」
「力を抜きなさい。」
「力が抜けないと、筋肉の(使い方の)再学習ができないから。」
この先生と武術に出会ってから、私は体に対する認識が大きく変わったわけですが、本日この書籍を読んでそのときのことを思い出しました。
当時の私は、その中国武術の最初の型を練習することで、「脱力」を進めました。もちろん、それまで練習していた空手にもそういう鍛錬法はあったのですが、中国武術のほうは「先人の感覚」を「自分の体に再現」するための指導法がもっと体系化されていて具体的だったと思います。
この武術の基本型はきわめて高度なディファレンシャル・リラクセーションを実現するものでした。ディファレンシャル・リラクセーションとは、必要な筋肉がその動作を行うために最低限の努力で働き、それ以外の筋肉はギリギリまでリラックスしているような状態のことです。
ただ、このような練習を行ったとしても、中心軸を作る脊柱を重力から解放することは困難です。私自身、脊柱の状態については理想的な状態を保っているとはいえず、さまざまな方法を試行錯誤中なのです。

そういった難問を解決する一つの手段が、この書籍に紹介された一連のプログラムです。
「コア」の基礎知識から「コア・リセット」の実践。その後の筋の「再教育」。さらに、各スポーツ向けのコアトレのプログラム処方が紹介されています。
「コア」というと、ずっと昔からいろいろなことが言われ続けていますが、非常に漠然として曖昧です。しかし、この書籍では著者の有吉先生なりのコアを(というふうに、きちんとことわっていらっしゃるところがすばらしいと思う)、非常に具体的に、解剖学的な基礎知識も含めて解説されているのです。個々の筋肉にふれたものは多いのですが、よく見ると、それらの筋肉の連携についてまで言及されているではありませんか。ちまたにはさまざまな身体運動の本があり、私も大変参考にしてはいるのですが、あまりにも曖昧すぎてどうにでも解釈ができるため、煮え切らない気持ちになることが多々あります。しかし、この書籍は一般の人やアスリートに対する情報の「透明度」が高いと思います。つまり、「客観的に再現できる形」で伝わる、ということです。

私が特に興味を持ったのは、コアの「リセット」(本来あるべき姿に戻す)の部分です。この方法で紹介されているストレッチポールを使うなら、確かに脊柱を重力から解放できることでしょう。私が、空手や中国武術を習っていた当時にこの方法を知っていたら、おそらく脱力と筋の使い方の再学習効果はずっと高まっていたと私は思います。

有吉先生の書籍については、さらに読んでみたいと思いました。

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秘伝截拳道への道 (1976年)

秘伝截拳道への道 (1976年)

懐かしい本です。一般の書店では見かけたことがなく、おそらく一部の通信販売でのみ販売されていた商品ではないかと思います。

この書籍の原著は下記の書籍です。

出版当時の事情は詳しくはわからないのですが、『秘伝截拳道への道 (1976年)』は版元に許可をとらずに出版した、いわゆる海賊版であったと言われます。一般の書店では売らず、通信販売に頼ったのにはそのような事情があったのかもしれません。私がこの書籍を手にしたのは高校2年ごろのことで、「アポロ・エクササイザー」というアイソキネティックス・トレーニング器具と一緒に購入したのを覚えています。当時の私には『秘伝截拳道への道 (1976年)』が海賊版であるなどとは知るよしもなく、難解ではあるものの含蓄を含んだブルース・リーの言葉に感動したものです。
私が入手したのは、1976年版とは表紙が異なるバージョンで、ハードカバーではありませんでした。その後、職場の先輩からハードカバーバージョン(私が持っているソフトカバーと表紙は同じでした)を譲り受けたこともあって、私が高校時代に入手した書き込みだらけのものは友人にプレゼントしてしまいました。

その後、この『秘伝截拳道への道 (1976年)』は「たのみこむ」のサイトで復刻され、私はこの復刻バージョンも入手しています。これはおそらく現存する書籍からコピーし直したものではないかと思われ、写真などの品質は残念ながら今ひとつでしたね。

比較的最近になって、”TAO OF JEET KUNE DO“は版元の許可をとった正式な日本語版が発表されました。

こちらは日本語訳も正確でわかりやすいですね。
ただ、『秘伝截拳道への道 (1976年)』は私が最初に手にしたブルースの本格的な哲学書・技術書でしたし、原著にはない珍しい写真がかなり掲載されていましたので、すごく思い入れはあるんですよね…。海賊版を支持するわけではないのですが、截拳道をジークンドーではなく、「せっけんどう」と呼んでいるあたりに妙な懐かしさを感じてしまいます。

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バレエ・ストレッチ=ダイエット

会津若松市の病院のとなりにあるコンビニで見つけ、バレエそのものというよりバレエで行う基礎エクササイズを一般向けに紹介しているのに興味を抱き、購入しました。子供二人を連れていたので、一緒に別の本も2冊、買わされてしまいましたが。

特に興味を持ったのは歩き方とそのときの意識の持ち方に言及があったことです。それは、最近いろいろと紹介され始めたニュー・ウェーブ的歩き方とも似たところがあります。私なら、地面を蹴る意識をほとんど持ちませんので、相違点もありますが、とても参考になります

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FNCバランスコンディショニング―Sports & Fitness

これまでボール(バルーン)に特化した書籍をいくつか紹介してきましたが、そのバルーンを表紙に持ってきたこの書籍はその中でも最も完成度が高いものといえると思います。
もちろん、書籍のタイトルが示すとおり、ボールだけに特化されたものではなくさまざまな器具を使って身体バランスを高めていくための理論と種目の行い方、そして目的別のプログラムを紹介しています。
ただ、たとえばボールですが、実際にボールを使い始めるとき、基底面と身体重心、体軸を作り上げていくイメージを伝えてあげれば(ちょっと飛躍はしますが、高岡英夫先生の「センター」とか「丹田」とかのつくりかたみたいな)、もう少しおもしろみが増すのかな、と感じました。実際、ボールに座って力を抜くだけでも、あるいはそのまま軽く上下に振動させるだけでも、今まで見えなかった体の中の感覚とか、その意識とかに気づかされることがあります。正しく行ったときにどんな感じがするのか、たとえばいつ、いかなる時でも安定しているような心地よさとか、天井から頭頂部をつり上げられているような感覚とか。

この書籍で紹介されているソフトギムは、関連書籍や講習会などで知ってはいるのですが、実はまだ使ったことがありません。今後、取り回しのよいこのボールを使ったエクササイズ・プログラムを考えてみようと思っています。

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コアビリティトレーニング

「必要だと思っていた筋肉が」「いらなかった」というような表現を見ると、筋量・筋力を増せばパフォーマンスが高まるという古い考え方へのアンチテーゼとなるトレーニング法を紹介したものであることがすぐにわかります。
この書籍が紹介するコアビリティトレーニングは身体操作にとどまらず、トレーニングプログラム全体について紹介したものですが、上記のような理由から今はやりの身体操作法と共通する部分が多く、あえてこのカテゴリに登録してみました。実際、股関節や大腰筋に注目していることも、他の身体操作法やそのトレーニングとコンセプトが似ています。
この書籍に関してはさほど情報量が多いわけではなく、1頁に収められる文字数も少なめで、言葉も平易です。併せてイラストもわかりやすい。プログラムの有効性を証明する例として、河口正史氏のインタビューを掲載して、読者の興味を高めています。
ただ、この方法を書籍の写真と解説だけで実践するのは難しいかも。DVD Videoでも発売されているので、実際の動作を理解したい場合はそちらのほうも併せて利用するとよいでしょう。

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パートナーストレッチング スポーツ編—パフォーマンス向上に役立つ

 パートナーをつけて行うストレッチングです。受動的に筋肉を伸ばす方法なので、パッシブ・ストレッチングと呼ばれることもあります。
「スポーツ偏」と銘打たれているだけあり、いくつかのスポーツ種目向けのサンプルプログラムが紹介されています。紹介されている種目の説明は簡潔でわかりやすく、また種目そのものの難易度もさほど高くはありません。一般の学校の部活動のストレッチング・テキストとして使えるのではないでしょうか? ただし、首や肩、股関節など比較的デリケートな部分の筋肉を伸ばす種目では十分な注意が必要です。誤った力の加え方でかえってケガをする可能性もあるからです。
 昔、私自身も学校の部活動でストレッチングはかなり時間をかけて行いました。その中にはパートナー・ストレッチングも含まれていました。しかし、その方法はこの書籍で紹介されているようなものではなく、その部活動で伝統的に行われているものであったり、試行錯誤の後に取り入れられたものであったりしたため、たぶんに危険なものでした。私はその方法でたまたま良くなったからよかったものの、もともとからだが堅くて無理矢理伸ばされていた部員は股関節を痛め、それがまたなかなか治らずにかえって関節の可動域の制限を高めてしまっていました。そのころに、こんな本があればよかったのですが…。

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勝利をつかむコンディショニングBOOK

 アスリートが競技能力の「ピーク」を作るためのピリオダイゼーション・コンディショニングについて詳細に説明した書籍です。
 コンディショニングに必要な周期化に関わる情報は非常に膨大なものですが、それをよく1冊にまとめたものだと思います。単にトレーニングの行い方を紹介するのではなく、その間に起こりがちな体の不調(急性疾患、けが、リコンディショニング)や、メンタル・休養・栄養に関する情報まで盛り込まれています。
 もちろん、各分野の本当に詳細な情報などについては、紙面が限られているため必ずしも十分ではあるとはいえませんが、各種トレーニング種目や食事メニュー、メンタルエクササイズなどについて、もっと専門的な情報が必要になれば、そのときに各分野の専門書をひもとけばよいでしょう。
 競技能力のピーキングを行うために必要な周期化をどのように行うのかという設計の手法を学び、スケジュールを立てて実践してみるのにとても役立つでしょう。

 基礎理論については、とても懐かしい感じがしました。というのは私自身も、フィットネスインストラクターになる前、坂詰先生の師の一人である士反先生が作られた教育マニュアルに沿った研修を受けたことがあるからです。もちろん懐かしい、というだけではなく、今でもそれを私の知識や技術の基本として役立てています。

 本の帯には「アスリート」のための書籍のような記述がありますが、内容的には、コンディショニング・トレーナーを目指す人向けではないかと思います。もちろん、環境の問題でコンディショニング・トレーナーがいない環境でスポーツに取り組まなければならないアスリートの方にもおすすめです。

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レッシュ・トレーニング—あなたのためのストレッチ&コンディショニング

 種目やストレッチングのやり方などについては、さほど目新しさを感じることはありませんでした。そのことは書籍の中でも著者の廣戸先生が述べておられます。
 しかし、それでも私はこの書籍にはかなりの刺激を受けました。実際、現在の私のプログラムもこのレッシュ・トレーニングにおけるストレッチングに非常に大きな影響を受けているのです。
 基本的に、ストレッチングは「筋肉を伸ばすこと。またそのプログラム」であるといえますが、現在までに広く知られるストレッチングの資料をみる限りでは「どうやって伸ばすか」、あるいはそれ以前に「どうやったら伸ばせるのか」ということに対する方法論が不十分だと思います。
 それに対し、廣戸先生のレッシュ・トレーニングにおいては、「伸ばす」行為に至るまでの非常に具体的な方法論が示されているのが特徴です。「この姿勢で筋肉を伸ばす」以前に、その姿勢をとれずに挫折する人は多いと思います。だから、その姿勢に至るまでの経緯や道筋をきちんと示したこの書籍は非常に価値が高い。

 だからといって難しく書かれた本ではなく、説明も丁寧でやさしく取り組める工夫がなされていると思います。これからストレッチングを始めるんだ、という人にはぜひおすすめします。

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マッスルユニット・トレーニング—伸ばさず縮める

 現在途中まで読んでいますが、最後まで読むかどうか迷っています。
 運動前の「ストレッチ」は危険!! という衝撃的なうたい文句。実際、私自身は運動前の過度なストレッチングは危険だと思っていますし、お客様にもそのようにお伝えします。ストレッチング・プログラムが障害の原因になったのではないかと推測できるケースもいくつか見てきました。私が過去に起こしたスポーツ障害の大部分も、ストレッチングのやりすぎが原因だったりします。このため、ここ数年は運動前のストレッチングは私もあまり行っていません。
 そのような実情から、ICOの中でもストレッチングについて述べるところで、再三その危険性についても指摘してきました。
 しかし、それはストレッチングが「無価値なもの」「有害なもの」という決めつけを行うものではありません。ストレッチングについては、ICOの中で詳しく述べているのでこれくらいにしましょう。

 私が興味を持ったのは、「運動前の」というただし書きがついていたことによります。「日本でもこういうことがテーマに上がるようになってきたのだな」という感慨があったことと、それに変わる「マッスルユニットトレーニング」に期待があって、この書籍を購入しました。

 しかし、1/3ほど読み進めたところで、これ以上読むことによるメリットがあるのかどうか、迷い始めました。
 まず、読者に基礎知識を教える部分でつまずいている感じなんですね。ここで引用するのはやめますが、「ミオシン」「アクチン」「速筋」「遅筋」あたりの記述を見ると、いろいろな話がごっちゃになっていることがわかります。
 股割りがストレッチングではない、という記述についても、ほんとうにそう考えているようであれば、もしかしたら著者はストレッチングの考え方の一部しか理解していないのではないか? と思われてもしかたがないと思います。
 おそらく書籍では本人の伝えたいことを1/10も表現できない、という状況もあるのでしょうが、基礎知識編あたりでつまずきがあると、そこから先を読む意欲がどうしてもそがれてしまいます。

 今後、改めて読む機会を設けて再評価してみたいと思います。

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