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2006-01
ダイナミック空手 改訂増補版
- 2006-01-31 (火)
- 武道・武術・格闘技
確か中学3年生の終わりのころ。進学する高校で空手道を始めたいと思っていた私は、この『ダイナミック空手』を購入することにしました。この書籍は私が尊敬する大山倍達先生が国内で初めて出版された空手道の技術書だったからです。
空手道を始めるにあたり、私は基本だけでも予習をしておきたいと思っていたのですが、この書籍は1枚1枚の写真が大きめで比較的はっきりしていたため、動作のイメージがとてもつかみやすかったのを覚えています。高校進学が決まり、中学校最後の春休み、父の単身赴任先であった沖永良部島に持ち込んで現地でもこの書籍を見ながら練習に励んだことを覚えています。実際に空手道を始めてみると、突きに変な癖がついていたりして、後から矯正に苦労をしたのですが(笑)、この書籍で技法名をいろいろと覚えていたことは、実際の学習にとても役立ちました。
この書籍の初版は1967年3月3日となっており、当時私はまだ1歳です。紹介されている技術も伝統的な空手道のそれに近く、今改めて見てもとても興味深いものです。当時私がとても驚いたのは、試し割りの写真でした。大山先生の門下生の方々が、指先で3枚に重ねた板を割ったり、きれいな女性が3枚に重ねた1inchボードを正拳突きで真っ二つにしたり。
Amazonを見る限り、現状は古本でしか手に入らないようですが、私にとってもっとも思い入れの強い本の一つです。
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動体姿勢—STRENGTH & CONDITIONING
- 2006-01-29 (日)
- スポーツ科学 | 解剖学 | 身体運動学/身体操作
個別の筋肉の状態と姿勢の関連が非常に分かりやすく解説されている書籍です。
似たような働きをする筋肉のうち、その姿勢に強く関与しているのはどの筋肉なのか、というようなレベルになると、複数のページを照らし合わせて研究する必要があり、明確な回答が得られるとは限りませんが、非常に参考になります。
この書籍は極真会館館長の松井章圭氏、ドクター・オブ・カイロプラクティックの山根悟氏の共著となっていますが、その関係で空手の実技との照らし合わせが非常に興味深い内容となっています。松井館長の非常に美しい姿勢には感銘を覚えます。
筋肉と姿勢の関連、空手のフォームという組み合わせが私にとってはとても魅力的な書籍であるため、なぜか2冊所持しています。
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運動会で1番になる方法—1ヶ月で足が速くなる股関節活性化ドリル
- 2006-01-29 (日)
- スポーツ科学 | トレーニング/エクササイズ
私は小学生から中学生にかけて、徒競走ではいつも「ビリから2番」という成績でした(なぜか最下位ではなかったですが)。かといって長距離が速いわけでもなく、こちらも最後尾に近い成績でした。ようするに、非常に身体能力の低い少年だったわけですね。
しかし、高校時代に空手道部に所属することにより、それらは改善されるわけですが、こと短距離に関しては平均レベルまでしか伸ばすことができませんでした。垂直飛びや反復横跳び、三段跳びなどは学年でトップクラスでしたから、決して瞬発力に欠けていたわけではなかったはずです。反面、長距離の成績はどんどんよくなり、トップとはいえないまでも学年で上位といっていい成績を上げられるようになっていました。
このことから、きっと私は収縮が遅い遅筋線維の割合が多いのだろうと考えました。高1の体育教師が言っていた「脚が遅いやつはどんなに頑張っても駄目だ」という言葉の意味が改めてわかったような気がしたものです。
そんなある日、私のダッシュを見て、足が速い私の友人がこういいました。
「お前、長距離のフォームで短距離を走ってる」
そのときは残念ながら、私の中には遺伝的な要因と勝手に決めつけたあきらめがあり、そのフォームが私の短距離の成績が伸びない主要な原因であるとは考えていませんでした。
しかし、その後スポーツ業界に入り、短距離のフォームを研究したことで、私の認識は変わりました。短距離走が明らかに速くなり、20代半ば頃に所属した草野球チームでも盗塁成功率No.1となりました。アメリカの大学でビデオを使ってフォーム分析をしてもらったときも、肩の硬さは指摘されたものの、その他の部分では理想的な走り方をしているという評価をもらいました。記録は覚えていないけど、高校時代よりはかなりいい成績だったと思います。
それでも、私の中ではまだ疑問が残っていました。どうも足の回転が上がらないのです。まだその時は、股関節の意識の重要性には気づいていなかったのです。ひざを上に高く振り上げ、地面を後方に強く蹴るフォームでした。
その後、昔の短距離選手と現代の短距離選手では筋肉の発達の仕方が変わってきていることに気づき、股関節の働きの重要性を理解するようになりました。このことにもっと早く気づいていれば、私も惨めな少年時代を過ごさずにすんだのですが…。今、その夢は代わりに長男が実現してくれています。
さて、この書籍には、その重要な股関節を活性化させるためのドリルが具体的に紹介されています。また、そのドリルにより小学生の50m走の成績が変化する実例なども取り上げられていて、興味深い内容となっています。
短距離・長距離に限らず、一流と呼ばれるようになるためには確かに遺伝的資質は重要な要素になりますが、この書籍に紹介されるドリルを採用することでもかなりの改善が期待できるでしょう。
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加圧トレーニングの奇跡—免疫力を高める
- 2006-01-29 (日)
- トレーニング/エクササイズ | 筋力トレーニング
「加圧トレーニング」とは、サトウスポーツプラザの佐藤義昭氏により発見され、東大教授の石井直方氏との共同研究により、その効果が実証されたトレーニング法で、その方法論は日本やアメリカなどの海外で特許が認可されています。
この書籍は、トレーニング法の性質上、具体的な方法論が記述されているわけではありませんが、その基礎理論が分かりやすく説明され、豊富な実例が紹介されています。
「加圧トレーニング」についてはさまざまなメディアで取り上げられ、一般にも広く知られるようになっていますが、このノウハウがどういう基礎理論のもとで確立されて行ったのか、この方法が目指すところはどんなところなのかを知りたい、という人におすすめです。
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中高年からのやわらか筋トレとストレッチ入門
- 2006-01-29 (日)
- ストレッチング | トレーニング/エクササイズ
タイトルから行くと中高年向けのエクササイズ本のようですが、私の考えでは運動習慣を持っていない人でこれから運動を始めよう、という人にとって非常に役立つ書籍だと思います。
20世紀後半、「これだけの効果を出すためにはどのような運動が望ましく、どれだけ行えば良いか」というような、運動生理学的研究が進み、盛んに勧められるようになりました。それは頭ではわかっているのに、「始められない」あるいは「長続きできない」。そのプログラムがどんなに効果があるものでも、「実行できない」のであればその人にとって実用的なものであるとはいえません。多くのスポーツクラブの退会率が高いのは、おそらく各個人に適したプログラムを提供できていないのでしょう。それは、既存のICOのプログラムも同様であり、今後の改善ポイントの第一に掲げ、整理を始めているところです。
現代人にとって「つらい」エクササイズのためにわざわざ「時間」をとることは、大変に敷居が高いことです。スポーツクラブに通う、ともなるとその移動時間も馬鹿にならず、始めるための身体的・精神的なコストを高めることになります。
この観点からはまず、プログラムの敷居を下げることが重要なポイントとなるでしょう。もともと運動が好きで、時間があり、体力的にも十分な人は、ジムに移動して、体重の半分のベンチ・プレスを10回、3セットから始めるのが苦にならないかもしれません。しかし、それだけ時間をとるのも惜しい、という人にはそれを始める気にもなりません。
ですが、1日24時間の間に全く息抜きをしない人がいるでしょうか? 就寝時は別として、その前後や帰宅直後など、一瞬でもゴロンとするような瞬間はありませんか? そんなときにできるような軽めの筋トレ種目やストレッチ種目がこの書籍では紹介されています。寝た状態でのストレッチや腰のリズミカルなひねりなど、若い人からは「こんなので運動になるのかな?」と言われそうですが、ほとんど運動習慣がない人がやれば、それは大きな刺激になります。固まっていた筋肉がゆるみ、関節の動きがよくなったり、自律神経系の働きが整えられ、冷え性や便秘が改善されたりする可能性もあるのです。
そのようなごく軽い運動で「体の調子がよくなる体験」ができれば、「より良くしたい」という動機付けも得やすくなり、プログラムもグレードアップできるでしょう。仕事の効率が上がることで、よりステージの高いエクササイズのための時間をとる気持ちも生まれてくるかもしれません。
現在、すでに中高年である私自身がそうですね。ICOで紹介しているような筋力トレーニングをスポーツクラブで行っていますが、そのための心身の状態を作るのに、この書籍で紹介されているような「やさし目」のストレッチが非常に役立っています。
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武道的身体のつくり方 身体革命を読み解く
- 2006-01-29 (日)
- 武道・武術・格闘技
武道・格闘技に関する知識が豊富な著者による、複数の武道の練習体系を紹介している書籍です。
ヨーガ、太気拳、意拳、胴体力メソッド、肥田式強健術、二聖二天流柔術憲法、ナンバ、常歩などを取りあげ、著者の体験から客観的な紹介と分析を行っていますが、文章を専門とする方の記述なので、とても読みやすく感じました。
この中のほとんどはほかに専門の書籍を複数冊所持しているのですが、故・伊藤昇先生の胴体力メソッドについては記事が掲載されている雑誌を持っているだけで、概要すら理解していませんでした。著者の木村氏はこのメソッドについては1年近く練習をし続けているということで、彼自身の変わっていく様子をうかがい知ることができます。そのような実体験が比較的リアルに書かれているので、私もこのメソッドについて改めて興味を持つようになりました。
武道的身体を作ることを目的にした場合、この書籍に書かれていることを実践しただけでは正直困難で、やはり直接的な指導を受けるのが望ましいでしょう。しかし、体を使うためのヒントを得たり、これから体作りや身体操作の方法を学ぼうとするときに、自分が何を選べばよいのかを判断するための貴重な資料になりうると思います。
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