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Archive for 3月 25th, 2006

角田信朗のボディ・トレーニング

25 3月

 格闘家、タレントとあらゆる面でご活躍の、角田信朗さんによるトレーニング本です。
 一部イラストがあるだけで、それ以外は全編、角田さんご自身が見本となったカラー写真による解説となっています。写真も大きく、詳細な動作についてはかなりわかりやすいのではないかと思います。全般的に、専用の器具を使わない種目ばかりなので、これから運動を始めようという方や、自宅でのトレーニングを主体に考えている方の参考になると思います。
 運動プログラムとして目立つのは空手の動きを取り入れたトレーニング部分くらいで、全体的に目新しい情報が掲載されているわけではありません。しかし、私がこの文章を書いている時点で、現役の格闘家であり、あのすばらしい筋肉をますます発展させている、というところに尊敬の念をおぼえてしまうのです。今はやりの「アンチエイジング」の一つの究極の見本ともいえるかもしれません。しかも、こんなに多才な人がいるのか、とため息をつきたくなるほどの才能。

 直接お会いした経験はないのですが、以前大阪のスポーツクラブにいたときに一緒に働いていたアルバイト・スタッフが角田さんの弟子であり、私もよく一緒に練習していました。個人的にキックミットや防具などを何種類か持っていて、それをスポーツクラブの開設準備室に持ち込んでは技術を見せ合っていたのを思い出します。そのとき、角田さんの話もいろいろ伺って、すばらしい人だ、ということは伺っていました。あのときのアルバイト・スタッフの彼も元気にしているのかな?

 
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Posted in トレーニング/エクササイズ, 筋力トレーニング

 

ホリスティックコンディショニング〈NO.1〉

25 3月

「パーソナル・トレーナーズ・バイブル」をさらにグレードアップしたような書籍で、かの書の監修者が著作を行っています。内容がある分、高価ですが。
 ホリスティック=総合的・包括的なアプローチとして、この第1弾では神経-筋のコンディショニングについて詳細に解説しています。
 私は仕事柄PNFの専門書も何冊か所持していますし、講習も受けていますが、この書籍の解説のほうが写真の大きさやまとめ方のうまさからか、ずっとわかりやすく仕上がっていると思います。実際の動きは指導者の動きを直接観察したり、DVDのような動画の教材を見ないとわかりにくいのですが、そういった動きを学習したことがある人が復習をしたり、知らない手法を応用したりするのにはとても役立つことでしょう。
 内容が濃くて、私も全然学習し切れていないのですが、これはシリーズ本となる予定で、2,3,4と続くはず?です。私は早く2を読みたいと実は考えていたりします。以前、健康指導士講習会で受けた松本義光先生の「身体改善法」や、及川雅登先生の「関節ニュートラル整体」のイメージしにくい部分をスポーツ科学的に紹介してくれるのではないかという期待と、相違する点、リンクする点を照らし合わせてみたいという希望があるからです。関節にゆとりを持たせて(配列を正して)、機能を高める、という面では高岡英夫先生の「ゆる体操」とリンクする部分もあるかも。

 これは明らかにトレーナー向けの本ですが、コンディショニングの基礎知識を得たいと考えているスポーツ選手や、トレーナーとのコミュニケーションを高めて、自身のコンディショニングを最適化したいと考えている選手にも役立つ書籍かもしれません。

 
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Posted in スポーツ科学, トレーニング理論, 解剖学, 身体運動学/身体操作, 運動生理学

 

パーソナル・トレーナーズ・バイブル

25 3月

 私は商業スポーツ施設のフィットネス・インストラクター出身で、いわゆる専門のパーソナル・トレーナーではなく、その経験もさほど多くありません。私自身、力不足を感じる場合にはお断りしています。もちろん、徐々に勉強を重ねて、いろいろな事例に対応したいとは思っているのですが。
 こういった過渡期のインストラクター、トレーナー向けに、さまざまな参考書が出ていますが、その中でもこの書籍はかなり参考になりました。
 どの書籍においても、
「ある目的に対して」
「このようなプログラムを適用すれば」
「期待する成果を上げられる」
といったようなことは書かれています。しかし、対象となる人は千差万別であり、どういったさじ加減をするかはトレーナーに任されます。そのさじ加減については資格を取ったり、先行の指導者に習ったり、経験を積んだりして少しずつ学習をしていくわけですが、どのくらい細かく対象となるお客様を分析して評価できるかで、その精度は確実に変わってきます。
 こういった評価のシステムは多くの書籍に一般的な評価法が書かれているわけですが、このパーソナル・トレーナーズ・バイブルについては、特に身体運動学的(キネシオロジー)な身体評価手法の紹介が充実していると思います。もちろん、その評価の専門書にはかなわないでしょうが、同じ価格帯(レベル)としては十分だと思います。
 整体のような民間療法的なアプローチによる評価法も私たちにとってかなり参考になりますが、このパーソナル・トレーナーズ・バイブルの場合はスポーツ科学の知見に基づいたものなので(まあ、スポーツ健康法も民間療法の一つといえますが)、私のような立場の人間には受け入れやすいものだと思います。
 ちなみに、最近武術を中心とした身体操作や意識との関連についての書籍が花盛りですが、評価の方法や、その評価の結果を本当に改善する運動なのか、という検証、そして具体的な手法の提供という点では、まだまだだと思います。もちろん、私自身も武術や身体操作、意識の関連についてはすごく興味があり、実際に断片的なプログラムを紹介する場合もありますので、とても期待される分野ではあります。

 
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Posted in スポーツ科学, 運動生理学