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Archive for 5月 1st, 2006

ニセモノダイエットVSホンモノダイエット

01 5月

 減量、ダイエットというと数年おきに何らかのブームがあって、落ち着く、ということを繰り返します。その中にはあまりにも根拠が薄かったり、本当に根拠がなかったりするものも多く、仮に根拠があるものであっても、それが過大に喧伝されているだけ、ということも多いですね。
 この書籍では著者の野中医師が単品摂取系のダイエットや軽すぎる運動による減量、奇想天外なダイエット法などについて、「ニセモノダイエット」としてばっさり切り捨てています。
 それに対して著者が挙げるのは、正しい栄養学・食事学の知見に基づいた食事や、持久力運動と筋力運動を組み合わせたホーリスティックな運動プログラム。著者ご自身がボディビルの大会に出場した経験もお持ちのようなので、決して机上の理論だけに基づくものではないという頼もしさを感じることができます。

 もちろん、これらは減量に関する基本的で正しい情報を紹介するものであり、減量のための具体的なプログラムを提供するものではありません。具体的な食事の取り方、持久力運動、筋力トレーニングの具体的な負荷・頻度・期間などの設定については、やはりそれぞれの専門書が必要になるでしょう。

 
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勝利をつかむコンディショニングBOOK

01 5月

 アスリートが競技能力の「ピーク」を作るためのピリオダイゼーション・コンディショニングについて詳細に説明した書籍です。
 コンディショニングに必要な周期化に関わる情報は非常に膨大なものですが、それをよく1冊にまとめたものだと思います。単にトレーニングの行い方を紹介するのではなく、その間に起こりがちな体の不調(急性疾患、けが、リコンディショニング)や、メンタル・休養・栄養に関する情報まで盛り込まれています。
 もちろん、各分野の本当に詳細な情報などについては、紙面が限られているため必ずしも十分ではあるとはいえませんが、各種トレーニング種目や食事メニュー、メンタルエクササイズなどについて、もっと専門的な情報が必要になれば、そのときに各分野の専門書をひもとけばよいでしょう。
 競技能力のピーキングを行うために必要な周期化をどのように行うのかという設計の手法を学び、スケジュールを立てて実践してみるのにとても役立つでしょう。

 基礎理論については、とても懐かしい感じがしました。というのは私自身も、フィットネスインストラクターになる前、坂詰先生の師の一人である士反先生が作られた教育マニュアルに沿った研修を受けたことがあるからです。もちろん懐かしい、というだけではなく、今でもそれを私の知識や技術の基本として役立てています。

 本の帯には「アスリート」のための書籍のような記述がありますが、内容的には、コンディショニング・トレーナーを目指す人向けではないかと思います。もちろん、環境の問題でコンディショニング・トレーナーがいない環境でスポーツに取り組まなければならないアスリートの方にもおすすめです。