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Archive for 8月 7th, 2006

競技者のためのウエイト・トレーニング

07 8月

競技者のためのウエイト・トレーニング (スポーツ・ライブラリー 31)

こんな古い書籍がアマゾンで見つかるなんて、すごい話だな、と思ったりしていますが…。
高校時代に筋力トレーニングを行っていた私が、「最新 ボディビル入門」に疑問を持ち、競技のための筋力トレーニング書籍を探した、という件を「スポーツマンの体力づくり-ウエイト・トレーニング」で紹介しましたが、この書籍はその少し前に購入したのではないかと思います。昭和58年3月18(金)に購入したという私自身のメモがあるので、1983年、高校2年の終わり頃に購入したことになりますね。
これは、当時の私のニーズに非常にマッチした書籍でした。ほかにももっと本格的なものがあったのかもしれませんが、この書籍は小さくて680円とリーズナブルです。しかも、今見ても非常に文章が多く、また内容が非常に詳細なのでかなり専門的な書籍の一つだったと思います。
ジーン・フックスさんという外国の方の訳本なので、なおさら日本語が堅苦しい印象になっていますが、逆にそういった要素が当時の私の知識吸収欲に火を付けたのではないかと思っています。今見ても、相当な書き込みがありますね。「スポーツマンの体力づくり-ウエイト・トレーニング」と同じ色鉛筆を使ってマーキングしている形跡があるので、両者を見比べながら研究したのでしょう。
特にこの書籍には、パワー系の種目が最初に紹介されています。「最新 ボディビル入門」を見慣れていた私には新鮮でした(「最新 ~」のほうにもパワー系種目は紹介されていましたけど)。

私が特に印象に残っているのはレスラー・ブリッジです。もちろん、「最新~」にも紹介されていましたが、ここでは競技力向上のために首の強化が欠かせないのだと私は解釈しました。また、そのころ初代タイガーマスクさんが新日本プロレスで人気を博すようになっていたため、プロレスのトレーニング法にもかなりの興味を抱いていました。このようなこともやっていて、暇があればブリッジをやっていたと思います。
このブリッジ、ここで紹介されているものとプロレスで紹介されているフォームはかなりの差があるな、と思いました。そこで、私はプロレスでやっていたものを採用しました。最終的には、私より体重がかなり重い弟と、まだ小学生の妹のふたりをおなかに乗せてトレーニングしていました。

もう一つ、この書籍について述べておきたいことは、この書籍には各スポーツごとの年間スケジュール、サイクルトレーニングプログラムが紹介されていることです。ものすごく古いものではありますが、今みても大変参考になりますね。

写真の質もあまり高くなく、古くさいのですが、当時の私には本当に貴重なものでした。

 
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スポーツマンの体力づくり―ウェイト・トレーニング

07 8月

スポーツマンの体力づくり―ウェイト・トレーニング (スポーツ新書 98)

これは私がウエイトトレーニングを始めたかなり初期のころに購入した書籍です。
事前に、「最新 ボディビルディング入門」を購入してそれに従ったトレーニングを行ってはいたのですが、子供心にもその「ボディビルディング」と当時やっていた「空手競技」がどうしても結びつかなかったのです。そこで、競技とウエイトトレーニングを結びつけた書籍がないかと探したものの一つがこの書籍でした。
この書籍では、ウエイトトレーニングの採用が競技力向上につながったという実例が随所に登場します。今でもすごく印象に残っているのが、静的筋力トレーニング(アイソメトリックス)を採用したことで、競技力が大きく向上した、という話です。アメリカで道場を開いていたブルース・リーがアイソメトリックスをプログラムに採り入れていたのは、きっとそういった実例をふまえていたからなのだろう、と勝手に想像したりしていましたが。
非常に古いモノではありますが、この書籍が私の意識向上に非常に役立ったのはいうまでもありません。

 
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武道のための筋力トレーニング

07 8月

武道のための筋力トレーニング

私は今でも武道・武術と筋力トレーニングの連携についてかなりのこだわりを持っていますが、最近はいくつかの書籍を見つけることができるものの、私がフィットネスインストラクターになったばかりのころは、そういった資料はあまり存在しませんでした。ある武道団体が行っているバーベル・ダンベルを使った書籍というものはあったと思いますが、筋力トレーニングの専門家側からアプローチした書籍はそう多くなかったはずです。
この書籍は、大阪から戻ってきて、東京の新しいスポーツクラブに所属する直前の1991年5月ごろに購入しました。武道と筋トレを結びつけた直接的なアプローチが新鮮で、一も二もなく手にとってレジに向かっていました。
内容を見ると、筋力トレーニングの第一人者から提案されたものであるため、筋力トレーニングに関する記述は非常に充実していて、さすが、と思わせるものがあります。ただ、武道への筋力トレーニングの適用というアプローチの導入部分については、多くの部分で疑問を持ったものです。
昔から武術においては西洋的なトレーニング法の採用に反対する人が少なからずいます。著者は筋力トレーニングの専門家としてこの書籍の中でその意見を論破しています。
ですが、その意見についての私の正直な感想として、筋力トレーニングのセオリーを、筋力トレーニングを採用しない団体に押しつけるのはかなり強引な話です。実際、私はそういった団体に所属してその上達論や術技を経験しない限り、それは理解できないと思います。これからの筋力トレーニングの世界では、そのような柔軟性が必要だ、と率直に感じました。
よくよく読んでみると、この書籍で述べている「武道」なるものの土俵が、実は武道そのものではなく、武道スポーツである、ということに気づけば、なるほどとうなずけます。ただ、「武道」というタイトルを付けて、武道全般を意味するような書籍であることを考えれば、必ずしも著者の意見は的を射てはいません。
ただ、筋肉のポテンシャルと筋肉のコントロールの分離が盛んにいわれるようになったのは比較的最近であることを考えれば、著者の理論は当時としては至極当たり前の、スタンダードなものだったと思います。

筋力トレーニングを武道に適用するさいには、「その筋肉がどの部分を」「どのように使っているか」という観点から、種目や方法を選び出すことが多いと思います。この書籍でもそのセオリーに乗っ取って、いくつかの武道スポーツのためのプログラムを後半部分で紹介しています。ピアリオダイゼーションの計画などについては、各武道スポーツ共通の方法として紹介されていて、特にどの武道がこんなスケジュールで、というものはありませんでした。

とにかく筋力トレーニング部分の記述は非常に充実していますから、資料的価値はとても高いと思います。

そういえば、以前著者の窪田先生が、全身の筋肉を自由自在にコントロールするデモンストレーションを見たことがあります。ぐっと力を入れたり抜いたりするというものではなく、ものすごいスピードで扱う筋肉を移動させていました。あれは本当にすごかったですね。

 
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