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コアリセット ゆがみを正して姿勢ブスから姿勢美人に
5月 22nd, 2007 by icofit

女性をターゲットにした作りの、一般向けにコアリセットの手法を紹介する書籍です。
セルフチェックによるコアタイプの診断から始まり、ベーシックメニュー(ベーシックセブン)、シーン別のコアリセット・メニューが紹介されています。初めてコアリセットを行おうとする人にもわかりやすいように、比較的大きめのイラストを使用して実技を紹介しています。イラストはシンプルにデフォルメされたもので、大まかな姿勢と動作はわかりやすくできていると思います。ただ、体の一部がポールから落ちるような細かいイメージなど、ちょっとした姿勢的なコツなどはデフォルメされたイラストからは伝わりにくく、そこはきっちりと文章を読んで理解する必要があると思います。
うまく行えば深いリラクセーションが得られるエクササイズではありますが、最初は力を上手に抜けないようなこともあるでしょうし、ゆがみが強すぎる場合はエクササイズ中に痛みを感じる可能性があります。特に寝ながら本を見るのは難しいので、よく読んで、一つずつ試すようにし、最後につなげて行うほうがいいかもしれません。ポールの上に少しの間正しい基本姿勢をとるだけでも、横になったときの体の感覚の違いは体感できると思います。
ちなみに私が入手した版では、最後のほうにオビと最後のほうにプレゼント・キャンペーンが紹介されていますが、このキャンペーンはすでに終わっています。

LPN ストレッチポール EX型 ビデオテープ付き
5月 20th, 2007 by icofit


アスリートのためのコアトレ―100のエクササイズ12の処方箋』で紹介したストレッチポールです。
私は以前からリラクセーションテクニックに興味を持っていて、精神的な安定に加えて疲労回復やスポーツのパフォーマンス向上に役立ててきました。基本的には道具を使うこともなく、それで十分だと思っていたのですが、それらをこれから行おうという初心者にとっては、まずは「テクニックを習得しなければならない(効果を得るためのスキルを得なければならない)」という大きな壁がありました。また、慣れているはずの私にとっても、極端に気分が乗らないときにはこれらの方法がうまくできないこともあります。特にリラックスが必要なときにうまく行えないのはちょっと問題ありますが(笑)。
また、より積極的に筋肉に刺激を与えるために静的なストレッチや動的なストレッチを加えることもあります。これも、習熟とスキルは要求されます。
とはいえ、道具を使わずに行えるということで、お客様にもお勧めしたり、私自身もほとんどの場合、上記のような方法で解決をしてきました。これらでとれないような疲れやゆがみについては専門家を借りて、マッサージや骨格調整などを行ってもらいます。

リラクセーションということを前提にしたプログラムという意味では、私の場合、お客様へのアドバイスでも結局は上記のような形になることが多かったといえます。しかし、もっと効果が得やすくて、その方法がラクに習得できるのであれば、リラクセーションの手段として器具を使うのはアリかな、と思うようになりました。最近は、コアを調整するいろいろな器具が工夫されていますが、その中でもこのストレッチポールは要注目です。日本コアコンディショニング協会(JCCA http://www.jcca-net.com/)という団体により、すでにさまざまな場所で実績を上げているプログラムが確立しているからです。実際、私自身も今までよりも少ない努力感で深いリラクセーションを得られることを確認しました。また、この方法は私が従来使っていたいくつかの方法の効果を高めることもできるでしょう。

まず、この製品に付属してくるDVD(タイトルはなぜかビデオテープになってますが)を見て一通りの流れを確認し、その後実際にDVDに合わせて「ベーシックセブン」というプログラムを体験してみることです。極端に外れたことをしなければ、おそらくほとんどの方がその効果を体感できることでしょう。このような効果を多くの人が「再現」しやすいことが、このプログラムの特徴であるといえます。
私の場合は、まずプログラムを終えて立った瞬間に感じられた重心と地面を垂直に結ぶ線(軸)が明瞭に感じられたのに驚きました。通常、適切なエクササイズをこなして非常に調子がいいときにしか感じられないような明瞭さでした。そのほかの効果については、付属DVDで退避してみるといいと思います。

このような状態を事前に作れれば、新しい技術の習得やスキルのリセットにも大きな効果を上げることができると思います。

指導者講習会・認定試験も協会のほうで行われているので、私も勉強してみようかと考えています。

アスリートのためのコアトレ―100のエクササイズ12の処方箋
4月 20th, 2007 by icofit

その昔、空手をやっていた私が中国武術の練習を始めるようになったころのこと。中国武術の先生や先輩方は私の関節や筋肉が固いことを盛んに指摘してきました。180度近く開脚できて、なおかつ上半身を床につけることができる私の関節や筋肉が「固い?」。
「力が入りすぎているんですよ。」
「力を抜きなさい。」
「力が抜けないと、筋肉の(使い方の)再学習ができないから。」
この先生と武術に出会ってから、私は体に対する認識が大きく変わったわけですが、本日この書籍を読んでそのときのことを思い出しました。
当時の私は、その中国武術の最初の型を練習することで、「脱力」を進めました。もちろん、それまで練習していた空手にもそういう鍛錬法はあったのですが、中国武術のほうは「先人の感覚」を「自分の体に再現」するための指導法がもっと体系化されていて具体的だったと思います。
この武術の基本型はきわめて高度なディファレンシャル・リラクセーションを実現するものでした。ディファレンシャル・リラクセーションとは、必要な筋肉がその動作を行うために最低限の努力で働き、それ以外の筋肉はギリギリまでリラックスしているような状態のことです。
ただ、このような練習を行ったとしても、中心軸を作る脊柱を重力から解放することは困難です。私自身、脊柱の状態については理想的な状態を保っているとはいえず、さまざまな方法を試行錯誤中なのです。

そういった難問を解決する一つの手段が、この書籍に紹介された一連のプログラムです。
「コア」の基礎知識から「コア・リセット」の実践。その後の筋の「再教育」。さらに、各スポーツ向けのコアトレのプログラム処方が紹介されています。
「コア」というと、ずっと昔からいろいろなことが言われ続けていますが、非常に漠然として曖昧です。しかし、この書籍では著者の有吉先生なりのコアを(というふうに、きちんとことわっていらっしゃるところがすばらしいと思う)、非常に具体的に、解剖学的な基礎知識も含めて解説されているのです。個々の筋肉にふれたものは多いのですが、よく見ると、それらの筋肉の連携についてまで言及されているではありませんか。ちまたにはさまざまな身体運動の本があり、私も大変参考にしてはいるのですが、あまりにも曖昧すぎてどうにでも解釈ができるため、煮え切らない気持ちになることが多々あります。しかし、この書籍は一般の人やアスリートに対する情報の「透明度」が高いと思います。つまり、「客観的に再現できる形」で伝わる、ということです。

私が特に興味を持ったのは、コアの「リセット」(本来あるべき姿に戻す)の部分です。この方法で紹介されているストレッチポールを使うなら、確かに脊柱を重力から解放できることでしょう。私が、空手や中国武術を習っていた当時にこの方法を知っていたら、おそらく脱力と筋の使い方の再学習効果はずっと高まっていたと私は思います。

有吉先生の書籍については、さらに読んでみたいと思いました。

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